北海道発!「ローカル旅行」の楽しみ方から予約まで
一日ロングドライブでの休憩にピッタリのグルメ&スイーツスポットを紹介。 大沼公園の名物ダンゴ、八雲の牧場直営アイスクリーム、長万部名物のかにめし、豊浦名産のイチゴソフト、洞爺湖を見下ろす展望台で土産探し。 楽しみながら洞爺湖を目指す。 文/川島信広
JR函館駅から徒歩圏内でレンタカーを借りられる店舗は数店舗あり。 コンパクトな定員4人前後のレンタカーから、8人定員のグループ旅行向きレンタカーまで幅広く用意されている。 函館空港にも多数レンタカーの店舗がある。 出発は駅で帰りは空港、逆に出発は空港で帰りが駅、という利用のしかたができる店舗もある。
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駒ヶ岳の裾野に広がる3つの湖に大小100以上の島が点在する。 大沼湖畔では島にかかる橋を渡り歩いて散策できるほか、手こぎボートや遊覧船に乗って水上からの景観も楽しめる。 湖畔から離れ車道に出ると有名な「大沼だんご」の沼の家もある。
駐車場から湖畔までは歩いて3分程度。 周辺を10分~15分程度散策するだけでも場所により変化する湖や島々の風景を楽しめる。 30分~1時間取れるようであれば手こぎボートや遊覧船に乗ってみるのもおすすめ。 変わりゆく湖の姿や駒ヶ岳の雄姿を水上から堪能しよう。
沼の家の「大沼だんご」。 一口サイズで食べやすく、やわらかい口当たり。 できたての味をその場で食べられ、長時間ドライブの腹ごしらえに。 醤油と餡、醤油と胡麻の2種類、いつ食べてもおいしく飽きのこない味が人気。
絶景ポイント オニウシ公園
森町の国道5号線沿いにある緑豊かな公園で、春は約500本の桜美しく咲き、秋は色鮮やかな紅葉を楽しめる。 目の前にそびえる駒ヶ岳は大沼公園で見える姿と逆の形に見える。 天気の良い日には噴火湾をはさんで対岸に羊蹄山や有珠山まで望むことができる。
噴火湾を望む絶好の場所にあるアイスクリーム乳製品ショップ。 100年の歴史を持つ牧場直営店で、飼料づくりからこだわって作る牛乳の自然な味わいを活かすことにこだわる。 アイスクリームを中心に、ソフトクリームやビン牛乳、シャーベットやプリンなども販売している。 うれしいことにアイスはシングルもダブルも同料金。
アイスは低温殺菌の良質な牛乳を原料に牧場自ら製造。 濃厚な味わいととろけるような口どけだが後味はさわやか。 バニラやキャラメルといった定番のほかラスベリーミルフィーユやホワイトクリームなど常時20種類以上のフレーバーがある。
国道5号線からはハーベスタ八雲の看板を曲がりまっすぐ。 ウッディーな建物で明るい雰囲気。 2階席とテラスがあり買ったアイスをゆったり座って食べられる。 テラスからは手前に緑の芝生が広がり奥には真っ青な噴火湾が見え、すがすがしい気分になる。
長万部名物といえば、かにめし。 なかでも創業90年の「かなや」のかにめしは駅弁として全国的にも有名。 ご飯にフレーク状になった蟹の身をたっぷりと盛りつけた、素材の味を生かした絶品料理だ。 いつもできたてを提供することにこだわるため、駅弁でも温かいものを購入することができるのは現地ならでは。 駅前にある食堂と国道沿いにあるドライブインの店内で食べることも可能。
昭和25年の販売開始以来伝統の製法で作り続けられている。 カニの身は炒って香ばしさを引き出し、エキスを凝縮させている。 弁当に使われる木製の折は、できたてアツアツの白飯を入れた後も、自然に水気をよく吸い取り品質を維持するためのこだわりだという。
駅前の食堂と国道沿いのドライブインで食べられるかにめし。 フワッとしたカニ身とシャキッとした筍の食感が絶妙。 付け合せの佃煮は「おしゃまんべ物語」という名で別売りもされている。 駅弁ファンより売り出してほしいという声を受け販売された逸品だ。
国道37号と道道97号が合流する地点に位置する道の駅。 交通の要衝で立ち寄りやすい。 豊浦町の特産品はイチゴとホタテ。 施設内の直売コーナーでは、地元の方々が作った採れたて野菜のほかホタテを使った加工品や弁当・総菜、春にはいちご、冬は活ホタテ・活カキを販売している。 併設している売店でのホタテフライやいちごのソフトクリームも人気だ。
豊浦町名産のイチゴは5月~7月上旬には直売コーナー多数並ぶ。 このイチゴを使った手作りジャムが入っている「いちごソフト」はテイクアウトコーナーで通年販売されている。 生乳ソフトクリームも人気がある。
豊浦町名物のホタテを使った製品も数多く販売されている。 豊浦産ほたての稚貝を串に刺したフライ「ほたてフライ級」もおすすめ。 名前の由来は、ボクシング第36代フライ級王者内藤大助選手が豊浦町出身であることから。 館内に記念展示コーナーもある。
国道230号線沿いにあるドライブインの裏手にある展望台。 洞爺湖の大パノラマが目の前に広がる絶景のポイントで、湖の中に浮かぶ中島、有珠山、昭和新山などを一望できる。 湖の向こうには洞爺湖温泉街が見え、長時間ドライブもあと一息だとほっとさせてくれる。 展望台手前にあるドライブインには地元の名産「わかさいも」をはじめとした菓子類など名産品が多数あり土産選びも楽しめる。
店の中は活気があり明るい雰囲気。 洞爺湖のキャラメルプリンや「牧家」のヨーグルトドリンク類など地元のスイーツや北海道各地の銘菓が多数。 時期によってはじゃがいもやとうきび、ほたての発送も行っている。 軽喫茶もあるのでコーヒー休憩にも最適。
洞爺湖の北西側の高台の上にある展望台。 洞爺湖を上から見下ろすせる場所は少ないだけにおすすめの場所だ。 札幌やニセコ方面と函館を結ぶ国道沿いにあるため、洞爺湖温泉へ向かう時はもちろん、各地への長距離ドライブ時にも休憩ポイントとして立ち寄りやすい。
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新千歳空港から札幌を経由して、石狩川河口付近沿いを走る道道225線へ。 途中、札幌で北海道銘菓「白い恋人」のテーマパークに立ち寄って気分を高め、体験型民宿「ザ・吉岡」で本場のちゃんちゃん焼きを教わる。 「サーモンファクトリー」で石狩ならではの天然鮭に出会い、老舗「金大亭」で石狩鍋を堪能。 石狩川と日本海が交わる地点に形成された「はなますの丘公園」で潮風に当たる。
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