北海道発!「ローカル旅行」の楽しみ方から予約まで
大沼公園周辺で一日楽しむ満喫ドライブ。 売切御免の名物ダンゴで腹ごしらえした後は手こぎボートに挑戦。 地元食材を活かしたランチとアイスを食べつつ、大沼公園の絶景スポットを巡る。 文/川島信広
JR函館駅から徒歩圏内でレンタカーを借りられる店舗は数店舗あり。 コンパクトな定員4人前後のレンタカーから、8人定員のグループ旅行向きレンタカーまで幅広く用意されている。 函館空港にも多数レンタカーの店舗がある。 出発は駅で帰りは空港、逆に出発は空港で帰りが駅、という利用のしかたができる店舗もある。
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大沼土産といえば「大沼だんご」というくらい有名でと売切れになることもある人気店。 1905年創業、駅売りから始めた「大沼だんご」は今も変わらぬ製法と味を守り続けている。 湖に浮かぶ島々をイメージしたというだんごは串に刺さず折りに入った一口サイズ。 食べやすく、やわらかい口当たりがたまらない。 お土産にはもちろんだが、できたてをその場ですぐに食べるのがおすすめ。
店内や店頭には座って食べられる場所もあるので、おやつにピッタリ。 日持ちがしないため土産もその日のうちに食べよう。 醤油と餡、醤油と胡麻の2種類あり、ともに折りのサイズには小と大がある。 胡麻はここ本店でのみ食べられる。
「必ずその日のうちに召し上がって下さい」と言われる。 柔らかいできたての風味をその日のうちに食べてほしいというこだわりだ。 いつ食べても美味しく飽きのこないシンプルな味と、暖かい接客がこの店の名物。 根強いファンが多いのも頷ける。
駒ヶ岳を背景に大沼・小沼・じゅんさい沼からなる大沼公園。 森に囲まれた湖には100以上の小島が浮かび、絵画のような美しい風景が広がる。 駐車場から3分程度歩いた大沼の畔には土産店が並び、遊覧船やボート乗り場や記念写真ポイントがある。 湖畔や島々を歩いて散策できるほか、手こぎボートなどで湖に出てのんびり水上散歩をしてみるのもおすすめだ。
湖畔の乗り場から手こぎボートに乗って湖の奥へと進んでいこう。 小島をつなぐ橋をくぐりぬけていくと湖面が開けていき、駒ヶ岳の雄姿と大小様々な島が目の前に広がる。 変化に富んだ美しい風景を誰にも邪魔されずに独り占めできる。
公園広場からは島々に渡された橋を渡り歩き、異なる表情を見せる湖面と駒ヶ岳の姿を楽しみたい。 さらにボートなどで水上からの眺めも爽快だ。 手漕ぎボートのほか、ペダルボート、モーターボートや遊覧船もあり、人数や都合に合わせ好きな楽しみ方を選べる。
「季節のプレート」は、大沼産の野菜や中庭で育てたハーブ、駒ヶ岳産SPF豚など地元食材をフランス・スペインの家庭料理風にアレンジした数種類の料理がワンプレートに。 数多くの味を楽しめるうえボリュームたっぷりだ。 その時期の旬な野菜、地元食材を使用するため1~2か月おきに内容が変わるので、何が出るかは訪れた時期次第でのお楽しみ。
1980年台前半に山小屋をこの地に移築した。 全面木材で建てられたカナディアンハウスの店舗。 アウトドア感を感じつつカジュアルなランチやディナーを楽しめる。 店内はゆったり落ち着いた雰囲気でスローフード・スローライフを楽しめる素朴な店だ。
この日の季節のプレートは、大沼近郊の野菜で作ったキッシュや駒ヶ岳ポークのパン粉焼き、冷製チキンと旬野菜のタパスなど。 旬の素材を活かした家庭的な料理を味わおう。 ウッディーな店内と気さくなマスターの姿にも気分はほっこり。
絶景ポイント 白鳥台セバット
大沼と小沼をつなぐ狭まった場所で、境目の部分に道道43号線とJR函館本線が通る。 道路を挟み無料駐車場がある。 目の前に大沼が広がり、左手に進み踏切を渡ると小沼が広がる。 冬はこの付近のみ結氷しないため白鳥など渡り鳥の休憩地となっている。
絞りたてミルクの旨さを凝縮、駒ケ岳牛乳直営の新鮮な牛乳で作った風味のよいジェラート。 フレーバーは50種類以上あり、季節や日替わりで常時20種類が店頭に並ぶ。 地元の有機かぼちゃで作ったフレーバーなど珍しいものもあり、果肉や果汁の自然の風味を活かし、さっぱりとした味わいを楽しめる。 天候がよければ目の前に駒ヶ岳を望みながら食べることができる。
国号5号線沿いにあるログハウス風のおしゃれな建物。 寄りやすい場所に建っており駐車場も広く停めやすいこともあり、シーズン中は多くの人で賑わう。 ジェラートやソフトクリームのほか、駒ヶ岳牛乳やチーズやバターなどもお土産にもおすすめ。
おすすめはダブル。好みのフレーバーを2つ選んでたっぷり味わおう。 定番のミルクやイチゴなどのほか、有機かぼちゃ、ごま、マスカルポーネ、キウイソーダ、カシスオレンジなど変わり種のフレーバーも多い。
絶景ポイント 日暮山(ひぐらしやま)展望台
小沼とじゅんさい沼の間にある標高303メートルの山にある展望台。 道道43号線の途中から分かれ砂利道を上がると山頂近くに駐車場があり、すぐ近くが展望台。 天候がよいと手前に小沼、奥に大沼、正面には裾野を広げる駒ケ岳がそびえる。
出発した函館駅へ到着。 駅内でお土産を探すのもおすすめ。
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道東自動車道を北上して富良野国道/国道237号線へ。 CMやポスターなど撮影場所が点在する地区へ。 まずは自動車のCMで有名になった「ケンとメリーの木」を見る。 大雪原の風景が広がる「パッチワークの路」を巡った後は、「マイルドセブンの丘」へ。 そして、冬だけのライトアップを見に「白ひげの滝」「青い池」へ。
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